見直したい報・連・相の重要性
社内のコミュニケーションで最も大切なのは「報・連・相」です。これは部下から上司へ行うだけでなく、上司から部下へも行う必要があります。特に管理職は、部下の報・連・相を受け、上司に報・連・相を行う立場にあります。管理職にとっても重要な、報・連・相の意義を見直してみましょう。
報・連・相は顧客満足に繋がる
報・連・相が必要な理由を一言で説明すると「より良いサービスをお客様に提供するため」となります。近年ビジネスを取り巻く環境は大きく変化し、顧客が求めるサービスの基準が上がり続けています。そのような要望に応えるため、企業ではより柔軟な対応が必要になってきました。
特に中小企業は大企業のような資源を持たない分、顧客の要望に合わせた柔軟なサービスで差別化を図ることが重要です。社内で適切な報・連・相ができなければ、顧客を満足させることはできません。
上司、同僚、部下、そして顧客との報・連・相が適切にされることによって、初めてお客様により良いサービスを提供できるのです。
信頼される報・連・相とは
報・連・相が上手な人は「タイミング」を意識しています。上司や顧客など報・連・相を求めている人が望むタイミングで報告するのです。
「2割報告」といって、依頼された仕事を2割できた段階で報告するという考え方もあります。必要な報・連・相は、早ければ早いほど望ましいということです。なるべく進捗状況を伝えるようにすると、上司や顧客からの信頼を得ることに繋がるでしょう。
また、時には順番を切り替えた「相・連・報」を意識することも大切です。報告・連絡だけで終わってしまい、相談が行われないケースが多々見受けられます。その結果、社内間の協力体制が不十分となる可能性があります。先に相談することで、その後の連絡や報告がスムーズになる場合もあるはずです。
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